アランチャドレッシングのオーナー田中は、広島県に生まれました。
実家は、当時まだ珍しい茹で上げ本格派パスタをメインとした地元で人気の店を営んでいました。神戸で修行を積んだ母が、吟味した食材を使い、手間暇惜しまず丹精込めた温かい料理を提供していたのです。私もそこで、主にホールを担当。カフェメニューや厨房も手伝っていました。忙しいながら『美味しい』と喜んで下さるお客様の声を心から自分の喜びとして味わった日々の経験が今の私の原点かも知れません。
結婚後、遠く離れた千葉県市川市に移り住むことになりました。我が子が幼い頃、ママ友達に実家の手作りドレッシングをプレゼントしたところ、『子供が野菜を食べるようになった!』『パパに大好評だった!』と、瞬く間に周囲で評判になりました。タレビンに入れプレゼントしたドレッシングでしたが、『お金を払うから欲しい!』『もっと食べたい!』と言われるのをきっかけに商品化を考えはじめました。
2003年、商品化することを決めたものの、ドレッシングを作ることは出来ても、許可はどうやって取ったらいいのか??どんなことをまずやればいいのか・・・・わからないことだらけ。。
そんな時になんとご近所さんや、ママ友など、今までプレゼントしていた方達が、こんな準備がいるよ!やこの許可はどこに行けば取れるよ!などと様々なことを教えてくれたり一緒に手伝ってくれたおかげで、すぐに営業許可を取ることができてしまいました!
それに合わせて、ボトルはどれがいい?ラベル?保健所は?…と子育てと家事の合間に少しずつ作業を進め、現在のオリジナルドレッシングが完成しました。
またドレッシング作りに関しても幼稚園で一緒だったママ友が手伝うよと言ってくれて、なんとか商品化と営業スタートをすることができました。